草むら通信(2023年1月)ウェブ版

目次

巻頭言
迎春万歳 代表理事 風間美代子
トピックス
三菱地所などが推進するSDGs ACT5プロジェクトが当会の見学会を実施
小泉機器工業株式会社との受託業務について

迎春万歳

明けましておめでとうございます。昨年中は、皆様から沢山のご支援賜りましたこと、心より御礼申し上げます。お陰様で草むらも無事にお正月を迎える事が出来ました。皆様は如何でしょうか。穏やかで佳い歳をお迎えになられたでしょうか。

今年は卯年。12年に一度の草むらの年でもありチャンスでもあります。「卯」はまさに小さな身体で大いなる飛躍を遂げる兎を意味しています。いつもの年にもまして、安心安全な草むらを目指して、また安定して揺るぎない草むらであり続けるためにも、より一層注意深くチャンスを捉えて皆様の知恵と勇気を集めて、この一年を共に大切に過ごして行く所存です。

今年もコロナ禍ではございますが、用心しながら対面の機会を増やして行こうと思います。1月には3年振りの新年会を、そして4月には新グループホーム“いち花”の開所式を、6月には来賓の方々や会員の方ご出席の上での総会を開催する予定です。どうぞよろしくお願い申し上げます。

毎年、鏡餅やしめ縄などのお正月飾りを飾りながら思うこと、それは共に飾る楪(ゆずりは)、別名「親子草」のことです。新しい葉が成長するのを見届けてから古い葉が一斉に落下する、その潔さにいつも憧れています。艶のある大きな葉が世代交代する様は、まさに心強く世代を継ぐお手本をみせてもらっているようで、昨年も「譲り葉」に大いに励まされました。

年の初めにあたり、改めて皆様のそしてメンバーさん達、スタッフの方々の一年の健康を心より祈願させていただきます。幸多き年でありますよう、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

代表理事 風間美代子

トピックス

三菱地所などが推進するSDGs ACT5プロジェクトが当会の見学会を実施

このプロジェクトでは、ダイバーシティ及びインクルージョンを実現する方途を探り、障がい者を取り巻く現状について理解を深める取り組みとして当会の見学会を企画。11月9日、三菱地所株式会社、公益社団法人日本フィランソロピー協会の方々が当会を訪問されました。

一行は、夢畑を見学された後、社会福祉法人草むらの本拠地グリーンビレッジに向かい、まんじゅう・弁当を製造する、ぶるー夢の作業現場を見学。その後、風間代表と面会され、活発な質疑応答や意見交換が行われました。

風間代表を囲んで

ACT5プロジェクトWEBサイト

小泉機器工業株式会社との受託業務について

府中市に管理本部がある小泉機器工業株式会社が、障がい者雇用を推進していく上で、実際に活動している事業所を訪問し、働く人たちの姿、職場環境への配慮などを見聞することで、得たもの、肌で感じたものを社内へ伝えたいとの意向から、7月に草むらの会の各事業所を見学されました。その後、受託業務について打合せを進め、まずは夢像が同社のPC入替業務(40台)を受託。11月11、15、17日の3日間で同業務を完了しました。引き続き、他の事業所の受託業務についても検討を進めて参ります。

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