草むら通信(2024年1月)ウェブ版

目次

巻頭言
初空を見上げて 代表理事 風間美代子
トピックス
草むらの会見学会を実施 多摩市の民生委員をお招きして
帝京大学総合博物館のクラス展で夢像と夢草子の作品を展示

初空を見上げて

新春のお祝いを申し上げます。皆様、それぞれ穏やかな新年を迎えられましたでしょうか、皆様の変わらぬご支援のもと、無事に非営利活動法人多摩草むらの会、社会福祉法人草むら、株式会社グリーンガーラ、共に新年を迎える事が出来ましたこと心から感謝申し上げます。清新な初空のもと、今年もメンバーさん達と共に明るくて頼もしい草むらでいられますよう祈願しました。

今年は辰年ですね、強運の持ち主でもある辰はあらゆる物事を良い方向へと導いてくれる12支の中でも、最も縁起が良いとされている年です。きっと今年度は畑に念願の建物が建つような気がします。冬の極寒の日々を、夏の酷暑を頑張って耐えてきたメンバーさん達の喜ぶ顔が目に浮かびます。

そして辰年は先見の明があるそうです。法人全体が目先の利益に惑わされる事なく、来たる未来を見つめて着々と我が道を行けるように、メンバー、スタッフ皆さんで力を合わせて、明るく楽しく、どんな事があっても怯まず、力強い歩みを続けて行きたいと思います。

一月は別名「睦月」。仲良く睦み合うことから事は始まります。今年一年が皆様にとりまして何事もなく無事に平穏に過ごせますよう祈っております。今年も相変わらずのご支援宜しくお願い申し上げます。

代表理事 風間美代子

トピックス

草むらの会見学会を実施 多摩市の民生委員をお招きして

11月7日に、多摩市民生委員障がい福祉部会から14名の民生委員の方々が、当法人の施設見学に来られました。9月に実施した幹部方の視察見学に続き、今回は農福連携を実現している夢畑や、5月に開所したグループホームを含め、5つの事業所を見学された後、風間代表との意見交換を行いました。

当事者の方々の事業所での作業状況を直接見聞して現場を知っていただき、地域と密接につながる民生委員の方々との連携を深める良い機会となりました。

帝京大学総合博物館のクラス展で夢像と夢草子の作品を展示

帝京大学八王子キャンパスにある総合博物館において、李永淑文学部社会学科准教授の担当クラス「ソーシャルビジネス実習」の履修者によるクラス展「安らぎの場の展示会-障がい者が見る、あなたの知らない世界-」(会期:11月4日~12月2日)が開催されました。

これには、パソコンサロン夢像の「寫眞倶楽部」と夢草子の「アートプロジェクト」が、学生や地域の方々に障がい者について知っていただくことを企図して、それぞれ作品展示を行いました。

11月27日(月)には、展示作品の前で夢像の作品提供メンバーや夢草子スタッフによる作品解説イベントが開催されました。さらに、風間代表と学生とのトークショーも行われ、会場の学生からは多くの質問が飛び交い、代表の熱のこもった話に学生たちも食い入るように聞き入り、盛会の内に終了しました。

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