草むら通信(2024年2月)ウェブ版

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巻頭言
冬木立を歩きながら 代表理事 風間美代子
トピックス
第三者評価を受審しました 夢畑・夢来

冬木立を歩きながら

国の内外を問わず社会情勢が大きく目まぐるしく変わる中、慌ただしく明けた2024年も早いものでもう2月です。暦の上では、春が立ちながら、まだまだお寒い日々です。皆様にはいかがお過ごしでしょうか。寒さと乾燥が厳しいこの季節は、インフルエンザやコロナなどの感染症にも気を許せない時期でもあります。いつにもまして健康管理にはお気をつけ下さい。

最近、何となく周りの笑顔や話し声が聞こえてこないような気がします。「沈黙にも言葉がある」そんな言葉を聞く、耳と心を持てるようになりたいと切に思える昨今です。

相変わらず減らない精神障害者。そんな中、学校では先生方のうつ病が増え、退職に追い込まれるような事態が増えています。子供達を守り育てて下さる大事な職務である先生方に何が起きているのでしょう。

私達も、もう少し周りのことに関心を持って、お互いを助け合うことが出来るようになりたいものです。それがひいてはメンバーさん達にとっても、生きやすく多様性を認めあえる本当に豊かな社会を創っていくことになるのだと思います。

人間は海よりも深い心を持っています、どうか目先に囚われず、しっかりじっくりご自分と向き合って、まずは自分自身を信じて歩き始めることが大切だと思います。

12ヶ月で1番短い2月は、春への思いが膨らむなかで足早に過ぎていきます。冬木立ちの中を歩いていると、この寒い中でも木々はしっかりと芽吹きを始めています。私達も木々に負けないよう、元気に日々過ごしていきたいものです。春告鳥と言われる鶯の声も聴かれるようになりました。何処からともなく水仙の芳しい香りもしてきたようです。皆様と共に健康に留意して、暖かな春を迎えることができますよう祈っております。

代表理事 風間美代子

トピックス

第三者評価を受審しました 夢畑・夢来

「夢畑」と「夢来」では、令和5年8月から令和5年12月にかけて第三者評価を受審しました。第三者評価とは、質の高い福祉サービスを提供するために、公正・中立な第三者機関が専門的かつ客観的な立場から評価を行う仕組みのことをいいます。利用者と職員の皆様には、アンケート等でご協力いただきありがとうございました。評価結果は来春に公表される予定です。法人ホームページからご確認いただけます。法人ではサービスの質の向上のためこれからも努力してまいります。

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